2016年6月16日
後半の授業ともろもろ
6月の授業からいよいよ折り返しになりました。
ここからは、診断学・弁証などを学びます。
私は
「自分の常識は他人の非常識」
を意識するようにしています。
また、思い込みや独りよがりといのは、中医学を勉強するうえでとても邪魔になるので
「人は思い込みやすい生き物であり、独りよがりなものだ」
と認識するようにしています。
例えば同じ事を講義しても、理解することも、感じる事も、本当に千差万別です。
そのため、弁証の練習問題を解く授業で、他人の弁証を聞くと生徒さんたちは
「へー、そう考えたんだ」
「なるほど、そういう捉えかたもあるな」
と、自分では思いつかないような発想に出会えます。
これにより意見や考えがシェアできて非常に勉強になります。
まあ、そうは言っても中医学には理論がありますし生徒さんも初学者ですから、そんなに大差のない弁証になることが多いですが、それでも勉強になります。
私がいま勉強している「産業カウンセラー」では、宿題の提出日には、皆で自分の解答を意見しあうのですが、人それぞれに感じ方や理解が違うことに驚きます。
人それぞれに受け取り方が違うから、知らずに人を傷つけたり、イラつかせたり・・
人間関係は難しいですよね。
中医学は、人間関係よりは、統一された弁証になるとは思いますが、人の考えを知りながら、自分自身をスキルアップできる授業になれば良いなと思います。
後半の授業も頑張りましょう!