2015年8月14日
桂枝茯苓丸
教室の生徒さま、および薬膳実践学院の学生さんしか分かりませんが、桂枝茯苓丸を飲まれている方はわりと多いと思います。
ちなみに、写真の生薬は桂枝茯苓丸に入っている生薬のひとつ、「桃仁」です。
婦人科の問題で病院に行くと、3種類、よく出される漢方があります。
そのひとつが桂枝茯苓丸なので飲まれている人も多いのかなと思われます。
しかし、桂枝茯苓丸に関しては、「飲んで瘀血がかなり解消された」「飲んで調子が良い」という人が多く、このような体験が、漢方や薬膳にさらに信頼を寄せてくれるきっかけになると嬉しいですね。
漢方を飲まれている学生さんから、たまに質問が来ます。
例えば、
「桂枝茯苓丸を飲める人は体力が比較的ある人、と書いてあります。非常に疲れていて、舌が真っ白で歯型も付いているのですが、飲んでも大丈夫でしょうか?」
こんな感じの質問が多いかなと思います。
どのような生薬が入っている漢方薬なのか、それぞれがどのくらいの割合なのか、そういったことを考えれば、ある程度の判断はご自身でも出来るのではないかなと思います。
ですので、学院の後半の授業および、卒業生に向けた講座では、良く飲まれている親しみのある漢方薬の組成や意味などを学ぶクラスを作る予定です。
これが分かると、さらに漢方や生薬、薬膳が楽しくなると思います!
まずは、桂枝茯苓丸かな?とも思っておりますが、リクエストがあればいつでも言って下さいね^^