2016年9月9日
弁証トレーニングクラス
去年の学院卒業生は毎月、弁証トレーニングと言うクラスに参加しています。
9月は、諸々の経緯があり「1年前から皮膚の炎症が治らない。自分では弁証が分からない!」という生徒さまの症例を例題にしました。
ご本人に相談内容、現状などを書いてもらい、それをもとに本人に質問をして、全員で弁証してみました。
1人1人、捉えかたや判断も微妙に違っていたり、弁証できるレベルに違いがあったりしましたが、全員で考えると、当事者が考えても見なかった本質が見えてきます。
全員の弁証に対して、なぜそう考えたのか?私から突っ込んで聞きますが、最終的には私が総論・結論を出しました。
ただ、今回の弁証は2年近く一緒に勉強してきた仲間だからこそオープンに出来た部分もあり結論に辿り着けた部分もありました。
また、皆さんの成長が顕著に現れて、生徒さん自身も自分達の成長を感じられ、これからもこのクラスを存続して欲しいと懇願されました。
確かに、今回のこの症例で皆さんがぐっと成長・勉強してきた成果がよく見られたと思います。
弁証トレーニングのクラスは1年間で終了と考えていましたが、もうしばらく続けてみる必要はあるかなと思いました。
学院での授業・卒業してからの継続した勉強・・・中医学・薬膳においては継続した勉強がなにより大事だなと再認識した瞬間でした。
とても強い絆で結ばれている去年の卒業生。
素晴らしい出会いに感謝ですね。
来月も肺に関する弁証トレーニングです!!!!