2015年3月4日
5回目の授業
今日は水曜クラスの第5回目の授業が終わりました。
春の養生と調理実習、気血津液の講義でした。
写真を撮り忘れましたが、特に水曜日の生徒さんは
「料理が美味しい」といつも言ってくれるので、嬉しくなります。
私の料理は、本当に簡単で、洗い物が出ない作り方で、調味料も数種類しか使わないのですが、そのことを教室で話しても
「本当は何か入れてるんでしょ?」
「なんでこんな味になるの?」
といつも質問されます。
学院の生徒さまには本当にシンプルに作っていることがわかって頂けると思います。
また気血津液についても、それぞれの働きや関係についてしっかりと話せて私もすっきりしました。
中医学は、一つ一つが独立している理論ではありませんので、これから臓腑の働きなどを勉強すると、今日学んだ気血津液がもっとしっくりくると思います。
今日も、生徒さんから
「先日の生薬で花粉症の鼻水がぴたっと止まった!即効性があった」
というお話や、便秘が解消した話や、いろいろと聞けて、中医学・薬膳が生徒さんの生活に役立っていることが分かって嬉しくなりました。
また、最近は大きな病気になってその手術後や療養で苦労されている生徒さんが増えています。
そういう症状が出るのは、どうしてか、そういうメカニズムを知って、西洋医学では「仕方がない」と言われてしまうことも対処できるようになると、心身がとても穏やかになれると思います。
もっともっと薬膳が広まって、日本薬膳師の資格が認知されて、健康に楽しく不安なく生活できる人が増えるようにもっともっと頑張ろうと思いました。