2015年11月16日
現代日本人と薬膳
薬膳実践学院では、中国医学をきちんと学びます。
が、もちろん、「中国人によく見られる症状」「中国人に多く見られる体質」と現代日本人によく見られる症状や体質は違います。
中国の教科書そのままでは、役に立ちにくいこともありますし、「きちんと学んだ上」で、日本人に置き換えた話をします。
過去に勉強してきて
〇医者レベルの細かい検査値や薬についての勉強
〇日常生活ではあまり使わない「学問過ぎる」中医学の話
に関しては、10年以上薬膳を勉強していても、いまだに使うことは少ないです。
なぜなら、医者レベルの細かい話は、多少勉強した程度で身につくはずがなく、理解が出来ていないから、当然役に立たない知識です。
(西洋医学の勉強もしていますので、ある程度は詳しいですが、医者レベルとはかけ離れています)
また、中医学の話も、あまりに「学問」過ぎる話は、日常生活で健康管理に役立てる機会は少ないかなと思います。
(勿論、私は教える立場なので、「学問」過ぎる勉強もしますし、そういう勉強が大好きですが)
何が言いたいのか。
中国人と比べて、日本人は「気虚」が多いように思いますし、「痰湿」や「肝陽上亢」もレベルが異なるように思います。
中国医学を理解して、日本人にあった薬膳養生を学んで、生活に取り入れて、健康・美容に活かしましょう!