薬膳料理を作る パート2 / 薬膳実践学院

薬膳を日常に取り入れてみませんか?

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薬膳料理を作る パート2

薬膳実践学院の瀧本靖子です!

パート1で「薬膳料理とは?」「薬膳料理の定義」について書きました。

その定義にも書いてありますが、薬膳料理を作るためにはまずはその時の体調や改善したい体質を把握する必要があります。

やみくもに、「これを食べよう!」「これは食べてはダメ」という判断ではなく、今なにが必要?何が不要?という事をしっかりと考えて把握する必要があります。

その、考えるベースになるのが「中国医学」になります。

漢方薬を処方する時も同じ理論に基づいて体調や体質を把握しますので少し難しい部分もありますが、理解出来るようになると非常に楽しいです。

体質の把握より簡単なところで例えば、大根は体を冷やす作用がありますが、同時に気を降ろして咳を鎮める作用もあります。

という事は、

風邪をひいて発熱、黄色い痰や咳が出ている時・・・には最適な食材ですね。

そういう時に、「風邪をひいたらネギ・生姜!」みたいな考えしか持っていないと、熱のある体にさらに体を温めるネギ・生姜を食べる事によって大惨事が起こります。

少し知るだけでも、ぐっと体調管理や健康維持が楽しくなります^^